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理想のマイホーム計画のために「Web住まいセミナー」

予算・資金計画の立て方
資金計画で失敗しないために

人生でもっとも大きな買い物になる家造づくり。資金計画は慎重に行うべきです。
現在の収入や家賃などから計算して「月額これくらは支払える」と単純に計算してしまうことがありますがまったくおすすめできません。

なぜなら、ご家族構成や年齢を重ねることで家計の収支は変化していくからです。



資金計画はライフプランを考えることから始める
家づくりの資金計画は、「教育費」「老後費」なども含め人生のトータル費用をあらかじめ考えておかなければなりません。

家づくりは、より豊かな人生を送るためのもの。そのための費用でお子さんの教育費や老後の生活が圧迫されてしまっては、本末転倒です。ライフプランをしっかりと考えたうえで、予算の限度額を決めておく必要があります。 資金計画についてのノウハウがある業者を選んでおくと、相談に乗ってもらえるので安心です。



しっかりとした資金計画を建ててくれる業者とは?
「あなたのことをしっかり理解して、具体的なライフプランを立ててくれるか?」が重要なポイントです。

職業や年齢、家族構成などからデータを参照し、「一般的にはこれくらいの金額がかかります」 という話をするだけでは、本当の意味での資金計画とは言えません。しっかりとした資金計画とは、 あなたの「ライフプラン」に沿って立ててこそ成立するものなのです。ライフプランで老後までの 家計の収支全体を予測し、適切な予算を一緒に考えてくれる業者を探しましょう。

ライフプランシミュレーションとは?
  • 家族構成は?
  • お子さんがいる場合、その進路は?独立のタイミングは?
  • 現在の仕事は?
  • 保険の加入状況は?
  • 退職後の収入は?
  • 老後に必要な生活費は?

このような情報を総合して、現在から老後までのプランを設計します。
家族のトータル収支を予測するうえで非常に重要です。

住宅ローンも業者と相談しながら組みましょう

ときおり、ご自分で住宅ローンを組んでしまう人がいます。しかしこれはオススメできません。

住宅ローンは全部で4,800種類もあると言われており、また同じローンでも金利は人によって変動します。 不適当な住宅ローンを組んでしまったせいで、あとあとで借り換えなどの余計な手間・費用が発生してしまうこともあるのです。



また、銀行での話し方・伝え方次第で、借りられるものも借りられなくなることもあります。
1回住宅ローンで断られてしまうと、履歴が残りその後の審査で不利に働いてしまうこともあるのです。住宅ローンは資金計画の重要な一要素ですから、先走らず業者にサポートしてもらうといいでしょう。

住宅ローンのよくある悩み、解決できるかもしれません
施工はどこにお願いすればいいの?
  • 年収300万円以下
  • 勤務年数が短い(転職)
  • 既存借入がある(自動車ローンなど)
  • キャッシング・リボ払いの残債がある
  • 自己資金が少ない

実は、これらの事情を抱えていても、住宅ローンを組める場合があります。まずは諦めず、業者の資金アドバイザーに相談してみるといいでしょう。

「坪単価」には要注意

家づくりの費用を考えるとき、よく使われる概念が「坪単価」。
「建築費用÷坪数」で求める数値ですが、実はこの「建築費用」と「坪数」が、業者それぞれ
の捉え方によって大きく上下してしまうのです。

建築費用
  • 建築にかかる総額を採用するケース
  • オプションなどを除いた本体価格のみを採用するケース
坪数
  • バルコニーやガレージなどを含む「施工面積」を採用するケース(吹抜けなども)
  • バルコニーやガレージなどを含まない決まりの「延床面積」を採用するケース
その他
  • ドアやサッシも別途
  • 水周りも別途
  • 電気工事も別途

など様々なケースがあり坪単価はいくらでも安くする見せる事は、可能です。

(例)
本体価格1500万円 オプション価格500万円
施工面積48坪 延床面積38坪

同じ住まいの坪単価でも、
「総額÷延床面積」だと……2000÷33=坪単価60.6万円
「本体価格÷施工面積」だと……1500÷48=坪単価31.25万円

なんと29万円近くの差が出てしまいます。「坪単価」の安さをうたっている業者には、
価格と坪数をどんな基準で決めているかしっかり確認するといいでしょう。

ランニングコストを考えることも最重要

気密・断熱・換気性能とパッシブデザインで省エネ(低燃費)な住宅にする事でランニングコスト(毎月の支出)が削減できます。

(例えば)
1,500万円の一般的な住宅
月平均水道光熱費が20,000円として35年間でトータル840万円

2,000万円省エネパッシブ住宅
月平均水道光熱費が8,000円として35年間でトータル336万円

差額 504万円

生活スタイルなどで前後しますが安い住宅だからトータル支出が安いとは限りません。
しかも快適に健康にすごせる省エネパッシブ住宅と比べて、安い住宅は夏熱く・冬寒く結露に悩まされながら生活する違いはあります。
なので我々は、「ただ安いだけの住宅」はお断りいたします。ご了承下さい。

建売住宅やセミオーダーという選択肢

住まいづくりは、「こだわりたい」という理由から注文住宅を選びがちですが、近年では、住宅性能やパッシブデザインされた住まいづくりでできている建売住宅やコンセプトがしっかりしているセミオーダーがあります。
こだわり過ぎてまとまらない、そもそも考えるのが難しいという方は建売住宅やセミオーダーという選択肢も検討してみましょう。